ORANGE GATE×JCAT
Home 心が帰る場所

SHOGEN (ゲストアーティスト) / Fujian / 川野宏美 / You. / 服部高士 / takehikoc

2025.05.10[Sat] ―  06.30[Mon]

目次

企画コンセプト

Title

ニューヨークを拠点に、200名以上のアーティストが在籍し、“アートを生活の一部にすることで、人と地球を本来あるべき姿に戻す” をミッションにかかげながら、世界で活動を続けるJCAT(Japanese Contemporary Artists Team)と、ORANGE GATEがコラボレーションする企画展「Home 心が帰る場所」。

 

わたしたちはどこへ帰るのか。

「帰りたい」と泣く子が親に抱きしめられて安心する。老婆が家にいるのに「帰りたい」とつぶやき続ける。物質的な「家Home」が必ずしも帰る場所ではないという事がわかる。では一体どこへ帰るのか。

 

当企画では「JCAT NY」から内面的世界を表現する5名のアーティストと、ゲストアーティストSHOGEN氏の作品により、物質的ではなく心の在るところについてを見つめていく。

takehikoc 旅立ちの日

見どころ

Title

初めてのコラボレーション企画、ORANGE GATE×JCAT。
今回参加される6名のアーティストは独学で芸術を学び、型にはまらないアートを探求するアウトサイダーアーティストたちである。純粋に、無我夢中に、そして必死に自身の表現を求めてきたからこそ無垢で美しい作品が生まれている。

JCATの代表いたみありさ氏とアーティストが常に行っている心の対話が所属アーティストたちの制作を支えている。

HATTORI Shadows

Hiromi Kawano Fallen leaf crystals

You. cell No.004

Fujian 愛への導き

JCATとは

JCATは、ニューヨークに拠点を置き、アートで世界つなぐアーティストチームです。

 

「Art for Everyone」をテーマに、日本人アーティストが一人では成し遂げられないことを、みんなで成し遂げるという使命のもと、Japanese Contemporary Artists Teamの略であるJCATは2014年に結成しました。

 

私たちの存在は、まるで絵本に出てくる「スイミー」というお話に似ています。小さな魚たちが一つになって大きな魚に姿を変え、海の中を自由にスイスイと泳げるようになるというストーリー。

私たちにとっての海とはグローバルな世界を意味します。一人の力は微力でも、みんなが一つになればその力は無限大だからです。

 

JCATは、2008年より10年間アートディレクターARISAが運営したニューヨークOuchi Galleryが前衛となっていることもあり、「アートが何か特別なもの」という一般的な考えから、「全ての人に必要なもの」と、アートの存在に意味付けをし、そして最終的には日本のアートシーンを変えることを目標としています。

現在、総勢200名を超えるJCATアーティストたちが日々革命を起こすための一歩を歩んでいます。

JCAT Directorからのコメント

Title

いたみありさ(ARISA)

ニューヨーク在住27年、アートプロデューサー。2001年にアメリカ同時多発テロが勃発したNYがゴーストタウンになった時、アートがNYを復活させたことを体感してから、“アートで世界中の心を健康にする” というミッションを持ち続け、常に「心のあり方」を軸に、世界中の人々がアートを通して豊かで健康的な人生を送れるように、ニューヨークを拠点にアーティストのサポートをしている。

 

現在、運営しているアートエージェント「JCAT NY」では、200人以上の現代アーティストが在籍中。

彼女の著書に『学校では教えてくれないアーティストのなり方』(サンクチュアリ出版)『君はリンゴで世界を驚かせるだろう』(飛鳥新社)がある。

ORANGE GATE×JCAT NYコラボレーション展と、SHOGEN氏について

近い将来「目に見えないものの価値」を、リスペクトする人たちが、世界中でどんどん増えてくるのではないかと思えてならない。アートとは人が作り出したもので、先人はそのアートを通して、目に見えない感情や想いを伝えようとしてきた。誰かの物差しという物質的な豊かさに動かされてきた現代人にとって、忘れかけていた何かに気づくことで、本来の自分に戻ることができるのかもしれない。自分に必要とするものは何かを、アートを通して見つけることができると私は信じている。

そんな想いから、ORANGE GATEとJCATのコラボレーション展「心が帰る場所」を開催する。今回は、スペシャル・ゲストとしてペンキ画家SHOGENさんをお招きし、日本人現代アーティストがグローバルな活動をする足がかりになることを目指している。彼の作品は、忘れかけていた日本人の大切な記憶を思い出させてくれるきっかけになるだろう。
 
4/13/25  ARISA Dubai にて 

ゲストアーティスト SHOGEN

ペンキ画家。
単身でアフリカのタンザニアに渡り、村人と生活を共にしながら絵を描き続けた。
「不格好で心地よい世界」をテーマに国内外で絵を描き続けている。

シルクスクリーン Kaji 21

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作家紹介

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takehikoc

takehikocは東京下町に生まれた。彼は幼少の頃、絵を描くと「うまいね」とよく褒められが、絵を描く事が好きというわけではなかった。

 

高校はデザイン科に入り、卒業後グラフィックデザイナーになったが、なりたかったわけではなかった。何がしたいのかわからないまま20代まで過ごし、30代に入り美術作品や日本仏教に出会い、影響を受けて、絵を描く事で自分を表現しようと思った。

 

作品の特徴はカラフルで明るく楽しい感じと、細かく奇妙な雰囲気の2面性を感じさせる。創作においては思うがままと言うよりは、発想やアイデア、色使いなどを悩み苦しみ、もがきながら描いている。でもその苦しんだ感情や感覚は、作品に溶け込み、見てくれた人に想いとして伝わると信じている。

 

現在は仕事のない休日などに絵を描いているが、将来は描くことに集中できる環境を目標に活動している。彼は世界の多くの人に作品を見てもらい、彼の世界を感じてもらえればと思っている。

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服部高士

1970年東京生まれ。2019年4月〜2023年6月エルサレム在住。2023年6月からマーシャル諸島在住。

2017年から砂を使った作品を作るようになり、特にエルサレムにおいては、地域の平和と安定を祈りながら作品を製作してきた。“我々は土から生まれ土に還る”と云われるように、土地は生と死を包含している。土地の歴史の記憶が刻み込まれている砂を用いて、砂が本来持っている力や美しさが作品に命を宿らせることを目指し、作品を製作している。

これら砂を使った作品にしばしば登場する「迷路」は、文明を暗示している。遺跡のような人工物を表すとともに、人間自身が原因となる諸問題を暗示している。諸問題は時間と共に風化していくが、また新たな問題が生まれてくる。また、水平方向の縞模様は、地層や粘土板に刻まれた古文書のように見え、歴史の蓄積や太鼓の囁きを暗示している。作品を通して、そうした観点を一人でも多くの人に伝えていきたいと思っている。

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You.

You.は自分自身と人そのものを愛するため、心の奥にある憧れや心地よさを形にした作品を生み出している。

 

奈良の自然豊かな環境と孤独な幼少期が創作の原点。空想の世界に救われた彼女は、自由な表現に惹かれアパレルを経て独学で油彩を始める。

 

抽象画から始まり、次第に自分の「好き」に正直な表現を追求。ゴッホやウィリアム・モリスに影響を受け、温かくも切なさを感じさせる作品世界を築いていった。

 

現在は平面と立体を融合させた「permeate art」シリーズを展開し、空間に溶け込むような作品づくりを続けている。茶吉庵やIndependent Tokyoなどにも出展し、表現の幅を広げている。

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川野宏美

川野宏美は、写真を撮り多重露光作品を制作することで救われてきた。

 

多重露光という表現手法に出会ったのは2015年。写真をオーバーラップさせることで現れる予想外の世界に夢中になった。好奇心から始まった制作は、やがて不安や悲しみから心を守り支える存在になっていく。両親の他界や自身の病気など人生の大きな変化の中で、「この写真が撮れたから、この作品ができたら、明日も大丈夫」だと信じた。

 

2023年1月、能登半島地震の映像を見た彼女は、言いようのない不安の中で一対の作品を制作する。1点目には力強いダリアを、2点目には白鷺を配置したとき「私も家族も世の中も大丈夫」と感じた。後に気づく。無意識に選んだダリアは母で白鷺は父。

 

これからも彼女は写真を撮り作品を制作し続けていく。それは日々の平穏を願う祈りに似ている。主な展示にFOCUS Art Fair Paris 2022、Artexpo New York 2024がある。

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Fujian

Fujian の生み出す作品に込められた想いは、鑑賞する人の心を刺激し、作品を通して、鑑賞者と互いに作用し合い、共に生きる活力となるアートを志す。

 

彼の背景には、30歳半ば、自己免疫疾患の難病により「死」と向き合ったことにある。奇跡的に救われた命、同じように不安や苦しみを持つ人に、一歩踏み出す勇気や少しでも心の支えとなるような安心を届けたいという思いから、書道の概念にとらわれないメッセージ作品を作り始めた。

 

人との出合いや他ジャンルとの共演、様々な刺激を糧に、彼の進化は止むことはない。

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ARTWORKS

Takashi HATTORI

服部高士

¥63,000

Hiromi Kawano

川野宏美

¥180,000

takehikoc

¥180,000

Fujian

¥100,000

Takashi HATTORI

服部高士

¥45,000

Takashi HATTORI

服部高士

¥63,000

Takashi HATTORI

服部高士

¥45,000

Takashi HATTORI

服部高士

¥37,800

Takashi HATTORI

服部高士

¥63,000

Takashi HATTORI

服部高士

¥63,000

Takashi HATTORI

服部高士

¥45,000

Takashi HATTORI

服部高士

¥45,000

Takashi HATTORI

服部高士

¥45,000

Hiromi Kawano

川野宏美

¥180,000

Hiromi Kawano

川野宏美

¥70,000

Hiromi Kawano

川野宏美

¥24,000

Hiromi Kawano

川野宏美

¥30,000

Hiromi Kawano

川野宏美

¥120,000

Hiromi Kawano

川野宏美

¥24,000

Hiromi Kawano

川野宏美

¥12,000

Hiromi Kawano

川野宏美

¥120,000

takehikoc

¥200,000

takehikoc

¥180,000

takehikoc

¥180,000

takehikoc

¥200,000

takehikoc

¥150,000

takehikoc

¥150,000

Fujian

¥80,000

Fujian

¥150,000

Fujian

¥150,000

Fujian

¥150,000

Fujian

¥100,000

Fujian

¥120,000

Fujian

¥180,000