SHOGEN

シルクスクリーン Lana 8

技法
シルクスクリーン
素材
アルシュ
証明書
あり
サイン
あり
制作年
2025
サイズ
39.5 × 29 cm
額装
あり
額サイズ
56 × 44 × 2 cm
重さ
1kg
  • 作品価格
  • ¥100,000
  • 消費税
  • ¥10,000
  • 合計価格(税込)
  • ¥110,000
  • アート
  • グラフィック
  • シルクスクリーン
  • 作品
限定50枚
SHOGENシルクスクリーン版画

下描きをせず、黒、白、赤、黄、青、緑など2~6色のみを用いて描くアフリカンアート、ティンガティンガを土台に、鮮やかな色彩の上を1色のペンキでくるくると塗りつぶしていく。それを繰り返すことで人やいきものを浮かび上がらせていく。
描き足すことをやめ、むしろ引く(塗りつぶす)作業によって生み出された作品。

本作品は老舗の版画工房により、手作業で再現された世界限定50枚のシルクスクリーン作品である。
シルクスクリーンとは、1色1版で、枠(木やアルミ)に張ったスクリーン(紗)の目を、絵柄や模様の部分だけを残して、インクが通らないように目止めして、絵柄や模様の孔(あな)の部分からスキージ―によって下の用紙や布にインクを落として刷る。
ポップな表現からエッジのきいたシャープな色彩を得意とする為、アンディ・ウォーホール、ヒロ・ヤマガタ、ロイ・リキテンスタイン、キース・へリング、大竹真朗などが好んで使用してきた技法。

何を描くと決めるのではなく、キャンバスに置いた画材が偶然に生み出す線を元に、色を塗りつぶしながら浮き上がってくる対象を描きあげる。意図することなく、浮き彫りにしていくように作品ができあがると、SHOGENは必ず、この作品は何を伝えてくれるのかと考えるという。

お花か、石のようなものに座る猫の絵。
この作品はヨーロッパにいる間に描かれた。その間毎晩のように「Lana」と名乗る女性が夢に出てきたことから「Lana」と作品に名付ける。それはアートの女神だったのだろうか。
この猫は今の自分を優しく見つめてくれたり、今の心の状況をうつしてくれている。
自分の中の今を見るために飾って欲しい作品である。

シルクスクリーンの特性として1色につき1版を要する。この作品であれば8種の版を、独自に混ぜ合わせた絵具を用いて一色一色職人の手作業で刷り上げている。

原画の作風が色と色のマチエールが美しいものなので、それを再現する為に版ごとに描き足したり削ったりを繰り返し、所謂デジタルによる色分解や合成ではない版画を作り出している。

直筆のサインとエディション入り。

テクノロジーが発達し、版画も機械技術を用いて制作されることが多くなったが、この度のシルクスクリーン制作は、ほぼ手作業で進められた。
一色一版、色の数だけ作られたシルクスクリーンを、一枚ずつ丁寧に刷り上げていく。40年以上続く版画工房だからこそできる職人技である。

刷り上がった作品は、厳しく点検され50枚が選び出される。

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