SHOGEN

SHOGEN シルクスクリーン版画 Kaji 21

技法
シルクスクリーン
素材
アルシュ
証明書
あり
サイン
あり
制作年
2025
サイズ
39.5 × 29 cm
額装
あり
額サイズ
56 × 44 × 2 cm
重さ
1kg
  • 作品価格
  • ¥100,000
  • 消費税
  • ¥10,000
  • 合計価格(税込)
  • ¥110,000
  • art
  • contemporaryart
  • japaneseart
  • Japanesepainter
  • paint
  • シルクスクリーン
限定50枚
SHOGENシルクスクリーン版画

下描きをせず、黒、白、赤、黄、青、緑など2~6色のみを用いて描くアフリカンアート、ティンガティンガを土台に、鮮やかな色彩の上を1色のペンキでくるくると塗りつぶしていく。それを繰り返すことで人やいきものを浮かび上がらせていく。
描き足すことをやめ、むしろ引く(塗りつぶす)作業によって生み出された作品。

本作品は老舗の版画工房により、手作業で再現された世界限定50枚のシルクスクリーン作品である。
シルクスクリーンとは、1色1版で、枠(木やアルミ)に張ったスクリーン(紗)の目を、絵柄や模様の部分だけを残して、インクが通らないように目止めして、絵柄や模様の孔(あな)の部分からスキージ―によって下の用紙や布にインクを落として刷る。
ポップな表現からエッジのきいたシャープな色彩を得意とする為、アンディ・ウォーホール、ヒロ・ヤマガタ、ロイ・リキテンスタイン、キース・へリング、大竹伸朗などが好んで使用してきた技法。

何を描くと決めるのではなく、キャンバスに置いた画材が偶然に生み出す線を元に、色を塗りつぶしながら浮き上がってくる対象を描きあげる。意図することなく、浮き彫りにしていくように作品ができあがると、SHOGENは必ず、この作品は何を伝えてくれるのかと考えるという。

天から舞い降りてきた鳥の絵。
石垣島で描かれている。Kajiとは、石垣島の方言で「風」のこと。風の吹く中で描き続けてきたことからKajiと名付けている。
決して流されるのではなく、自分の作り出した波やうねりに乗っていることをこの作品を見ることで思い出して欲しいとSHOGENは言う。

白からベージュへと移り変わるグラデーションと、艶のある鮮やかな漆黒がシルクスクリーンらしい美しさである。

シルクスクリーンならではの画材のバリエーションから、漆黒で艶のあるグロスブラックを用いてペンキの発色を再現している。

直筆のサインとエディション入り。

テクノロジーが発達し、版画も機械技術を用いて制作されることが多くなったが、この度のシルクスクリーン制作は、ほぼ手作業で進められた。
一色一版、色の数だけ作られたシルクスクリーンを、一枚ずつ丁寧に刷り上げていく。40年以上続く版画工房だからこそできる職人技である。

刷り上がった作品は、厳しく点検され50枚が選び出される。

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