Yoshimasa Tsuchiya 土屋仁応
彫刻家・土屋仁応は、1977年生まれ、神奈川県出身。
東京藝術大学美術学部彫刻科を卒業後、同大学院文化財保存学保存修復彫刻専攻にて古典 彫刻の技法を学ぶ。同大学院博士課程を修了後、頭を割って内側から水晶やガラスの玉眼 をいれる仏像の技法などを用いた独自の表現で彩色木彫像を制作。
神話や説話の中に現れるいきもののイメージを発想の起源とし、形のない想念を具現化し た動物の像をモチーフにしている。
PROFILE
バイオグラフィー
略歴
1977年 神奈川県横須賀市出身
2001年 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
2003年 東京藝術大学大学院文化財保存学彫刻修士課程修了
2007年 東京藝術大学大学院文化財保存学彫刻博士課程修了
2018年 第9回円空賞受賞
主な個展
2009年 「彫刻// 新時代 Vol.3 土屋仁応展」 日本橋髙島屋 美術画廊X / 東京
以降、日本橋高島屋美術画廊にて個展(2013年、2017年、2021年、2025年)
2009年 「夢をたべる獏が夢みる夢」 メグミオギタギャラリー / 東京 以降、同ギャラリーにて個展(2011年、2012年、2015年、2016年、2019年、2021年、2022年、2024年)
2015年 「MEDITATION」 Jaski Gallery/ アムステルダム, オランダ 以降、同ギャラリーにて個展(2018年、2022年)
2015年 「土屋仁応 木彫展 猫の集会」 日本橋三越本店本館 6階美術サロン / 東京 以降、同ギャラリーにて個展(2019年、2023年)
2019年 「Sacred Eyes」 令和元年度第4期所蔵品展特集展示 横須賀美術館 / 神奈川
2021年 「土屋仁応 森の神話」 熊野古道なかへち美術館 / 和歌山
2021年 「森之神話」 AKI Gallery / 台北, 台湾
2023年 「森之神話」 AKI Gallery LEIPZIG PROSPECT / ライプツィヒ,ドイツ
2025年 「菩薩と象・人形と裂」 アトリエシムラ Shop & Gallery 京都 / 東京、「土屋仁応ー静けさの向こうに」富山県美術館 TADギャラリー / 富山「Cryptids Dream Twice」Harbourcity Gallery, produced by Way of Difference / 香港
主なグループ展
2008年 「ワッと!どうぶつ What? アート展」 十和田市現代美術館 / 青森
2010年 「創造と回帰 現代木彫の潮流」 北海道立近代美術館 / 北海道
2014年 「しむらのいろmeets土屋仁応展」 ギャラリーフクミシムラ / 京都
2015年 「高松市美術館コレクション展2」 高松市歴史資料館 / 香川
2016年 「村上隆のスーパーフラット・コレクション -蕭白、魯山人からキーファーまで-」 横浜美術館 / 神奈川
2016年 「開館90周年記念展 木々との対話 -再生をめぐる5つの風景」 東京都美術館 / 東京
2017年 「アジア国際青年現代木彫展」 三義木彫博物館二館 / 苗栗, 台湾
2017年 「イメージの森-木から生まれる」 北海道立旭川美術館 / 北海道
2018年 「第9回円空大賞展」 岐阜県美術館 / 岐阜
2020年 「幻想の銀河 山本基×土屋仁応」 The Ginza Space / 東京
2021年 「気韻生動-平櫛田中と伝統を未来へ継ぐものたち」 明治神宮 宝物殿 / 東京
2023年 「志村ふくみ・土屋仁応 絵本出版記念 木彫展 メテオ‒ 詩人が育てた動物(いきもの)の話」 アトリエシムラ Shop & Gallery 京都/ 東京・成城
出版:
2012年 作品集「聞耳の森」(求龍堂)
2022年 作品集「進化論」(求龍堂)
2023年 絵本「メテオ 詩人が育てた動物(いきもの)の話」 文/志村ふくみ 絵/土屋仁応(求龍堂)
