この度、熊谷守一の墨彩画・水墨画、書、版画における大変貴重な作品群を販売いたします。
「時代を超えて新鮮で、常に新しく、今を生きている絵」
熊谷守一は草花や虫、猫など身近な題材の形を極端に省略し、はっきりとした輪郭、少ない色数で独自の美を追及してきました。
この単純さがみるものを魅了し、近代美術における特異で重要な存在となり、日常の中に普遍的な美と哲学を見出し、流行や評価から距離を置きつつ、独自の芸術世界を確立しました。
熊谷の書や墨彩画には、墨の濃淡やニュアンス、表現の豊かさによって文字としてではなく、より絵画的な表現がされている、画家として「描こう」としたおもしろさがあります。
本展では特に熊谷が好んで描いた文字や題材の代表的な作品をご紹介いたします。